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パートの正しい知識

商品のほこり取り、ゴミ捨て、サッカー台の整理・整頓、駐輪場の整頓など、手が空いた時にやってもらう仕事をあらかじめリスト化してパート社員に渡しておくことが、仕事の範囲を広げることになります。
業務の組み合わせの検討には、正社員からパート社員への業務シフトの検討もあります。 売上げ、粗利に対する人件比率を下げるためには、比較的人件費の低いパート社員、一般正社員と比較的人件費の高い正社員管理職の人員構成を見直すことも必要です。
正社員がやっている仕事の中で、パート社員にもできそうな仕事は思い切って任せることで、パート社員の人員構成比率を上げることが実現します。 パート社員に仕事をまかせるための”ルール化”とはなんでしょうか。

現実的にはどのお店も、このパート社員に任せるということがなかなかできていないことが多いようです。 そしてそれは、正社員の怠慢が原因のことが多いようです。
今まで、経験と勘で行なっていた正社員の仕事をパート社員に任せるためには、業務の単純化・ルール化が必要です。 ある程度判断が必要な業務も、判断材料の提供と判断の仕方をルール化すれば、経験の浅いパート社員でもできるはずです。
その努力をしていないから、いつまでたってもパート社員に業務シフトできないのです。 商品ごとに適正在庫数を決め、在庫数が残り○個になったら発注するなどの業務も、プライスカードに発注に必要な情報が記入されていたら、パート社員はその情報を見ながら発注ができます。
また今後、定番商品として扱わない商品については、プライスカードにマークをつけておき、そのマークがついていれば発注をかけないようにするなどルール化すればいいのです。 また、家電製品売場などで、類似商品を比較検討しやすいように、商品の特徴をわかりやすく表にまとめて貼っておくこともルール化といえます。
その表を見ながらお客様に説明すればいいのですから、経験の浅いパート社員でも接客できます。 こうして、正社員の頭の中にある判断材料を目に見える形にして判断方法を教えていけば、パート社員にできる仕事はずいぶんあるはずです。

このように、一人の社員が複数の部門を担当することで仕事の範囲を広げることも「多能化」ですし、同じ部門の仕事でも今まで品出しだけ行なっていたのが、定番商品の発注や売場づくりなど、正社員が行なっていた分野までパート社員が担当することで、パート社員の仕事の範囲を広げることも「多能化」の方向なのです。

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